妻の不貞に気づいた貴族の起こす猟奇的な事件を描いた表題作、黄金に取り憑かれた男の生涯を追う「ファチーノ・カーネ」、旅先で意気投合した男の遺品を恋人に届ける「ことづて」など、創作の才が横溢する短編集。ひとつひとつの物語が光源となって人間社会を照らし出す。
おもしろいなぁ、バルザック。他も読みたい。
どれから読めばいいのかわかんないとき、光文社古典新訳文庫は本当に助けになります。これからも良質な作品を次々と送り出してほしいなぁ、と。
しかし宮下さん、ラブレーもモンテーニュもご苦労様です。完結したらまとめて読もうと思っているのでこれからもがんばってください。
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